皆さま、こんばんは!

ご無沙汰しております。

お元気でしたか?

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?

しばらくブログを更新できずにいましたが、本日は久しぶりに投稿したいと思います。

ゴールデンウィークは自衛隊同期生のE君(現在防衛省職員)が諏訪に遊びに来てくれました。4/28 千畳敷カールの様子、スキーやスノボをしている方がいましてとても楽しそうでした。雪崩、怖くないのかな?

鳥取砂丘、大迫力でした!恐ろしく急な斜面でしたがなんとか登れました。

この砂丘の向こうは日本海です。

出雲大社、とても荘厳なお社でした。

それはさておき、

行政書士事務所みらいでは、主として法人のお客様を対象として、現在数社と顧問契約を結んでいます。

顧問契約の内容として、

・経営相談(会計・財務・人事労務管理、要員計画、求人、許認可、法令対応など)

・会計記帳

・人事制度(職能資格制度・人事考課・目標管理・教育研修体系など)

・教育研修(新入社員、簿記会計学、コンプライアンス、管理者研修等)

・IT関連(HP設計・運用、セキュリティ設定等)

前職では教育研修、内部監査、人事に従事していましたので、その経験を生かして、企業活動の様々な場面で多くのご提案ができると自負しております。

多くの企業を親しく拝見する中で、「岡目八目」といいますか、その会社の強み・弱み、問題点や改善点について、容易に知ることができます。

岡目八目

【読み】 おかめはちもく 【意味】 岡目八目とは、当事者よりも第三者のほうが、冷静で客観的に物事を見れるということ。

その強み・弱みに対して、適時ご提案をするのが私の仕事ですが、それを用いるか用いないかは最終的には経営者の判断であって、「NO」と言われてしまえばそれまでで近頃無力感を感じることが少なからずあります・・・

およそ会社というものは、ヒト・モノ・カネの三要素で構成されていると言われています。

今はまだ小さな会社が成長する条件として、これら三要素を大切にしていくことが重要であると感じています。

まず、「ヒト」が何より重要です。会社は「ヒト」がいなければ収益を上げることはできません。にも拘わらず「ヒト」を大切にしている企業は本当に少ないように感じます。

「ヒト」は消耗品ではなく血の通った人間なので当然に損得も考えますし、感情もあります。経営側の100%思うとおりに動かすことはかなり困難です。

しかしながら、企業は利益を上げなければ存続できませんので、十人十色の個性豊かな社員を上手に扱って、なんとか「収益」に結びつけていかなければならないはずです。

自社の社員の悪口をあしざまに口にする経営者の方にもお会いすることがありますが、社員の士気を大きく損ないますので、思っていても社員の前では極力口にしないのがよろしいかと存じます。

必要な教育も施さず「使えない」だとか、「うちに合わない」とかすぐ口にしていませんか?

使えるように、少し手間暇かけて教育を施すことがどうしても必要となるのです。

「ヒト」を大切にする方法はいくつか考えられます。

まずは必要な水準の賃金を支給することです。社員はボランティアではありませんので、十分な賃金を保証しない限り会社に長く勤めることは困難です。

最低限、同業他社また地域内の平均水準は確保しておくことが望ましいでしょう。

しかし、それだけでは他に条件のよい会社があれば容易に転職されてしまいます。

給与以外の社員のモチベーション維持向上のための仕組みが必要となります。

一番効果があるのは、ズバリ「やりがいのある職務」を提供することであり、職務を遂行するための「能力向上のための仕組み」づくり(つまり教育研修)が必要であると考えています。

社員の定着・士気向上のために、経営者は社員に対して、然るべきやりがいのある任務、能力向上のための機会をできる限り多く付与してあげることが必要であると考えています。

今いる人材の「戦力化」、これが一番コストがかからない方法であると考えています。

 

次に「モノ」の管理ですが、「モノ」を固定資産としてとらえたとき、未だ会社が小さなうちは、固定資産に対して過大な投資をせず、固定費を少なくする方向で考えていきたいものです。

見栄から本社屋を立派にしたり、必要以上の人員を雇用したり、十分な収益が出ないうちに節税対策以外で無用な高級車を乗り回してたりしていたら、固定費の上昇を招き、損益分岐点が上がってしまうので容易に利益を確保できない経営体質となってしまいます。

ですので、抑えられる経常費用は極力少なく済むよう創意工夫をいたしましょう。

月額固定費が少なければ少ないほど、利益は容易に確保できるようになります。

 

最後に、「カネ」ですが、

会社経営は空飛ぶ鳥に例えますと、「営業」と「経理」は二つの翼であって、

どちらも同じくらい大切であり、どちらが欠けても空を飛ぶことはできません。

この点「営業」のほうは問題ないが、「経理」がずさんでどんぶり勘定の会社のなんて多いことか・・・

本業の売上が順調な会社であっても、「経理」がしっかりしていない会社は遅かれ早かれ絶対に行き詰ります。

「経理」がいい加減な会社が成長して大きな会社となった例は一つもないと断言できます。

「経理」がおろそかであると自覚される会社は、多少の費用は覚悟の上で良い税理士さんを見つけるか、会計記帳については当事務所でも承ります。

是非改善しましょう。

以上、雑駁ですが、近頃感じたことの報告でした。

関与先企業様に対しましては、社業がますますご発展いたしますよう、最大限のフォローに努めます。

ここで、元プロ野球の野村監督のご金言をご紹介したいと思います。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

これは企業活動にも当てはまると思います。

「勝ちに不思議の勝ちあり」

偶然の幸運や、タイミングで一時的に儲かることもあるでしょう。またバブル期のように世間全体の景気の状況によっては、儲かって仕方がないなんてこともあるかもしれません・・・

この状態を長く続けていくに必要なことは何か?

一時的に儲かっていても、その後倒産してしまった会社なんて星の数ほど存在しています。

「負けに不思議の負けなし」

会社が負ける、つまり倒産してしまう原因はいくつかありますが、経理をおろそかにしている会社はいつの日か必ず滅びてしまう運命です。まさに「不思議の負けなし」です。

ですので、この点思い当たる節のある経営者の方はできるだけ早期に改善してまいりましょう。

今はすぐれた会計ソフトがたくさん出ています。

また、かの有名な「やよい会計」さんでは、低廉な料金にてオンラインにて「かんたん記帳」も可能です。

最低限、負けないために、中小企業こそ「経理」をしっかりいたしましょう!

以上、行政書士事務所みらいからのご提案でした!