生徒のみなさん、また保護者のみな様、こんにちは!
伊東睦美ピアノ教室公式ホームページ保守管理者のみらいです。
睦美先生には、当家の三人の娘(+そして父親である私)が、生徒としてお世話になりました。
姪っ子2人も。
令和元年?伊東睦美ピアノ教室発表会にて
当家の娘さんと、姪っ子のMarinaちゃん、Aiちゃん、
次女のお友達のYuraちゃん、Nachan
おかげさまで、それぞれ中学校のクラス合唱の伴奏者に選ばれたり、
県内短大の保育学科に進学することができました。
睦美先生にはこの場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます。
さて、本年は大変な猛暑の年で、9月も終わろうとしているのにまだまだ暑い日が続いています。
令和5年度の発表会まで1か月予となりました。
学校では、部活や文化祭や、合唱祭、中間テスト等、大変忙しい毎日だと思いますが、
その中で、ピアノの練習に取り組んでいる皆さんがとても素敵なことだと思っています。
発表会では、皆さんの演奏を楽しみにしています。
ところで、ピアノいう楽器は減衰楽器なので、一度打鍵した音は鳴らした時の音以上に大きくなることはなく、
ことメロディーを歌うということに関しては、ヴァイオリンなどの弦楽器、オーボエ・フルートなどの管楽器にはかないません。
ですが、ピアノに弦や管ではできない、ハーモニー(和音)を表現することができます。
何しろ音域は88鍵もあり、コントラバスより低い極低音から一生使わないであろうと思われる高音域まで標準搭載されており、
弦や管で構成されるオーケストラのコントラバスからピッコロまですべての音域を、一人の演奏者が奏でることができます。
「ピアノは一人オーケストラ」なんて、言葉聞いたことあるでしょうか?
ピアノの素晴らしさについて、今日はこのような視点からご紹介したいと思います。
まずは、こちらをお聞きください。
1、チャイコフスキー作曲 「白鳥の湖」情景 オーケストラ
ロシアの作曲家、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(-1893年11月6日(ユリウス暦10月25日))は、ロシアの作曲家。
叙情的で流麗、メランコリックな旋律と和声、華やかで効果的なオーケストレーションなどから、クラシック音楽の中でも人気の高い作曲家となっている。作品は多岐にわたるが、とりわけ後期の交響曲や、バレエ音楽・協奏曲などが愛好されているほか、管弦楽曲、オペラ、室内楽曲、独奏曲にも人気作がある。
とても好きな音楽の一つです。
1-2、チャイコフスキー「白鳥の湖」情景 ピアノ編曲版
いかがでしょうか?とても情熱的で素敵な演奏です。
ピアノ一台で、オーケストラにも負けないくらい素晴らしい音楽表現をされています。
ピアニストの方、どなたか存じ上げませんが、スケートの羽生結弦選手にも似て
とてもかっこいいですね。
2、チャイコフスキー作曲 バレエ組曲「くるみ割り人形」花のワルツ
もう一曲チャイコフスキーです。この曲も私の琴線に非常に触れる素敵な曲です。
色彩感豊かで、何とも言えない憂愁のメロディーです。映像も美しいですね。
2-2、チャイコフスキー作曲 バレエ組曲「くるみ割り人形」花のワルツ ピアノ編曲版
辻井伸行さんは、生まれながらのハンディキャップを克服して、今や日本を代表するピアニストです。
この演奏もピアノ一台で原曲がもつ色彩感を余すことなく表現しています。
3、ベートーヴェン作曲 交響曲第5番「運命」 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
今や懐かしの巨匠カラヤン様です。非常にドラマチックで緊張感高い演奏です。
このカラヤンさんは大変な巨匠ですが、日本の毛髪剤のCMに出ていたのを記憶しています。
実は気さくなおっちゃんか?
3-2、ベートーヴェン作曲 交響曲第5番「運命」 ピアノ編曲版
この演奏も大変ドラマチックです。pppからfffまで、自在に表現できるのがピアノという楽器です。
なんせあのリストさんが編曲しているので、おそらく難易度が高く、もしも弾けたら楽しいだろうな・・・
4、スメタナ作曲 交響詩「わが祖国」モルダウ 指揮:ラファエル・クーベリック
ロマン派・国民楽派より一曲ご紹介します。祖国を愛する気持ちがひしひしと伝わってきます。
大変有名な曲です。この曲も大好きです。なんて美しいメロディーなのでしょうか?
4-2、スメタナ作曲 交響詩「わが祖国」モルダウ ピアノ編曲版
河の流れのような美しく透明感ある演奏で、
原曲が持つ祖国への愛や美しさが伝わってくるとても素敵な演奏です。
オーケストラとピアノ、それぞれ良さがありますね。
ピアノは単体で曲の世界観や情景を表現することできますが、他の楽器や合唱をサポートすることもできます。
また作曲や音楽理論を理解するための基礎ともなりますし、
音大や保育学科を受験する際には実技試験があったりもします。
そんなわけで、ピアノを学習するということは大変素敵なことですね。
以上、まとまりませんが、筆者なりに「ピアノの素晴らしさ」をこの記事にてお伝えいたします。
引き続きレッスンがんばってください。
(文責:みらい)