皆さん、お疲れ様です!
3月も半ば、日差しも強くなってきており春の訪れが待ち遠しい今日この頃です。
♪ 梅は咲いたか 桜はまだかいな
ところで、皆さん、
何かと懸念されていました平昌オリンピックも無事閉幕いたしました。
このところ緊張状態にあった半島情勢ですが、急転直下米朝首脳会談が行われる見通しとなり、これを契機に和平が訪れるのでしょうか?
上の画像は、衛星から撮影した日本周辺国の夜間の様子。北朝鮮のあたりだけ明かりがないことがはっきりわかります。深刻な電力不足であることがうかがい知れます・・・
いずれにせよ、ひとたび戦争が起きてしまえば多くの人命や財産が失われることになりますので、関係各国の首脳はオリンピックの選手たちが見せてくれたフェアプレー精神にならって、戦争回避、和平追求のための賢明なる決断をしていただきたいものです。
本日は、ネットで見つけました面白い動画と言いますか、個人的に興味深かった動画やサイトを紹介します。
面白いといっても、主に軍事ネタですのでご興味ない方には何も面白くないかもしれません。お手すきの折にご覧いただけましたら幸いです。
戦前の日本 昭和初期のカラー映像
Youtubeより転載しました。ご覧になったかとも多いかと思います。昭和初期の日本、思いのほか発展しており、女性の服装もとてもオシャレに見えます。
昭和初期とのことですので、この後昭和恐慌、東北地方の大冷害、226事件が起こるのでしょう・・・
昭和20年3月10日、東京大空襲により一面焼け野原となることを思うと胸が痛みます・・・
戦前の映像と言えば、こんなのもあります。
軍歌「歩兵の本領」
この歌は陸上自衛隊に入隊して前期教育のときに教えられました。まさか戦前の軍歌を教わるとは思ってもみませんでした・・・
あらゆる地形・気象をも克服し戦闘に最終の決を与える、それが歩兵である!
戦闘訓練の折、班長から「歩のない将棋は負け将棋!行け!突撃!」 ってな具合な指導を受けました。
参考動画:戦前の旧日本陸軍
日本陸軍からはとても泥臭いというか、土のにおいがしてきます。
日本史の中で旧帝国陸軍は「悪玉説」が定着しており、先の大戦を引き起こしたのもすべて陸軍が悪いということになっていますが、陸軍軍人のほとんどは徴兵された名もない市民です。戦地で亡くなり異国の土となった無数の英霊に鎮魂の気持ちを捧げたいと思います。
第二次世界大戦における日本軍の戦死者数は約230万人で、市民の死者は約80万人とのことです。
流れている曲は「陸軍分列行進曲」という曲で、明治時代、陸軍より招聘されたフランス人のシャルル・ルルーという軍楽隊長が作曲した曲とのことです。
戦後の陸上自衛隊でも行進曲として採用されており、警視庁でも行進曲として採用されています(元は警視庁抜刀隊の曲ですのでこちらが本家です)。
鉄の枢軸、我が同盟国ドイツ陸軍の様子も見てみましょう。
「パンツァーリート」 邦訳「戦車兵の歌」
単純な比較はできませぬが、同贔屓目に見てもわが日本軍より強そうに見えます・・・ 陸軍は圧倒的にドイツ軍のほうが強そうです。
映像に映っている戦車は六号戦車「タイガーⅡ」という重戦車で、第二次世界大戦中最強の呼び声高い名戦車です。アメリカ軍シャーマン戦車6台がかりでやっと撃破できたとのことです。
ドイツ国防軍と言いますと、電撃戦や優秀な戦車など華々しい面ばかりに注目が行きがちですが、こんな映像も見つけました。
「名も無きドイツ兵たち」
戦場で苦労したのは日本陸軍兵士となんら変わらないようであります・・・
第二次世界大戦では、戦死者420万人、市民の死者260万人だったとのことです・・・
敵国ソ連地上軍の様子
「ポーリュシカ・ポーレ」
恐るべしソ連軍の映像です。人命軽視のソ連軍からはどこか一向一揆にも似た恐ろしさを感じます。砲兵戦力は大変充実しており今でも世界一の戦力を持っていると推定されています。
ソ連では、第二次世界大戦、戦死者1360万人、市民の死者700万人、合計2000万人以上という天文学的な人命が失われたとのことです。
独ソ戦については、最近こんな本を読みました。
2015年のノーベル文学賞を受賞したロシアの作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチのルポルタージュです。
戦争は女の顔をしていない (岩波現代文庫) 文庫 – 2016/2/17 Amazonより
ソ連では第二次世界大戦で100万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかった――。500人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、ノーベル文学賞作家の主著。
独ソ戦は、人類史上もっとも汚い戦争と言われており相互に大規模な虐殺行為があったことは知っていましたが、それにしてもちょっと言葉にできないくらい凄惨な内容もあり、大変衝撃を受けました。心臓の弱い方は読まないことをお勧めします。
特にドイツでのソ連軍の蛮行、10才~12才くらいの女の子を殴りつけレイプする描写には読んでいて本当に胸が痛くなります・・・
ちと重いテーマとなりましたので、気分を変えて面白い記事を紹介いたします。
以下、本文からの引用
「進め電波少年」の一企画「ユーラシア大陸縦断ヒッチハイク」は、日本人の海外旅行にとって、大きな変革をもたらしたと言えます。
それまでの日本人にとって海外旅行とは、主にパック旅行を指していて、観光名所とショッピングセンタをバスで移動するだけのもの。現地の人と交流しているのは男達の売春ツァーぐらいなもの。
にもかかわらず、猿岩石の二人はその常識をいとも簡単に打ち壊し、ヒッチハイクやアルバイトを繰り返して、人々と交流をして、誰もが無理と思っていたロンドン到着をやって見せたのです。
このような言葉があります。
「誰もが知っているし、誰もが出来る。しかし、誰もがやろうとしないそのことを、最初にやった者。それが英雄である」
そういう意味で、彼らは英雄でした。
そして、その当時、彼らに憧れ、世界各地に旅立っていった若者達が多くいました。
愚かにも、薄汚れた洋服に薄汚れたナップサックを背負い、ただひたすら目的地を書いたサインボードを持って、炎天下の国道で、ただひたすら立ち続けるという到底まともとは思えないことをやっていたのです。
・・・続きはHPにてご覧ください。
広島ご出身の方の旅行記のようですが、大変面白く読ませていただきました。
本日は、ネットで見つけた動画やサイトをとりとめもなく紹介させていただきました。
米朝首脳会談が行われ、会談が実のあるものとなり少なくとも半島に真の融和が訪れるのであれば、日本にとっても有意義なことであると思いました。
今後に期待したいものです。
以上、とりとめもありませんが報告を終わります!
「戦争は女の顔をしていない」より
10代後半から20代の女性兵士とのことです。なんだかかわいらしいですね。
北朝鮮軍にも女性兵士がたくさんいるとのことですが、女性とは戦争したくありません。
再び女性が戦場に駆り出されなくて済むような国際社会となることを願っています。