みなさま、お疲れ様です!

9月14日木曜日、かねてから計画していました本年度4回目の八ヶ岳単独登山行、今回は硫黄岳・横岳に行って参りましたのでご報告します。ご興味ある方はつれづれの折にでもご覧ください。

29.9.14木曜日5:50 朝の八ヶ岳の様子

朝もやではあるが、予報では天候にも恵まれ最高の登山日和とのこと

本年八ヶ岳登山することすでに4回目ですが、そのうち硫黄岳経由横岳はまだ未踏破でしたのでこの機会に是非制覇したいと考えていました。

硫黄岳横岳鞍部の大ダルミ、あの美しい曲線を以前より是非歩いてみたいと考えていました。

硫黄岳からみるととても美しい曲線です。

硫黄岳山頂より見た硫黄岳横岳鞍部(大ダルミ)

初夏には高山植物の大群生地として大変有名です。

①6:15~美濃戸 北沢へ

②8:00~赤岳鉱泉

③8:20~行者小屋発

④10:30~赤岩の頭のコル

⑤10:50~硫黄岳山頂

⑥11:10~硫黄岳から大ダルミ経由 横岳へ

⑦13:10~地蔵頭

⑧14:00~行者小屋~昼食

⑨16:40~美濃戸

初の美濃戸から北沢経由登り

赤岳鉱泉~硫黄岳間

赤岩の頭!上方に見えるのは硫黄岳山頂

硫黄岳山頂到着!

平日でしたがたくさんの登山客がいらっしゃいました。

おなじみの硫黄岳爆裂火口!すさまじい大噴火の痕跡を残しています・・・

大ダルミより見上げる硫黄岳、この日は天気に恵まれ美しい青空です

かねて憧れの大ダルミ!美しい曲線です!風が強かった!

この区間を歩いているのが何より楽しかった!

季節外れですが、たった一輪だけコマクサの花が咲いていました!

さて、これから登る横岳山頂方面、えらい急峻に見えます。

これから八ヶ岳一般道最難所を通過するので、胸が高鳴ります・・・

硫黄岳~横岳間の核心部

通称「カニの横ばい」ここを通過することも目的の一つでした!

八ヶ岳一般登山道最難所と言われていますが、行ってみたら拍子抜けしてしまった。画像ではわかりにくいですが足元はしっかりしておりよほど不注意or危険行動をとらない限り滑落の危険は少ないと思いました・・・

慢心はもちろんいけませんが、これなら阿弥陀岳登りのほうがよほど高度感あると思いました・・・

長いトンネルを抜けるとそこは、

横岳山頂だった・・・標高2829m

先客はたくさんいらっしゃいました。横岳もまた赤岳とは違った魅力のある峰です。

横岳山頂から望む諏訪湖方面、真下は絶壁ですのでちと怖いです

諏訪の平がはるか眼下に広がっています。

画像右上、下から大泉山・小泉山・永明寺山です。

この日は穏やかに晴れていて空がどこまでも美しかった・・・

はるか彼方に富士山が!今日はついてるぞ!

あとはひたすら下山するだけ、地蔵頭尾根下り、結構危険です。よくよく注意しておりないといけません。

行者小屋から見た地蔵尾根方面、まだ時間が早い(14:00ごろ)ので日が高い

14:10 遅い昼食をいただきます!山ではこれが一番おいしい!

さて、帰りは南沢経由、淡々と帰る。南沢の帰り道はちっとも面白くない・・・

16:30 心地よい疲れを残して、美濃戸分岐スタート地点まで戻る。

17:30ごろ 茅野市玉川山田付近から見る八ヶ岳 こうやって見ると結構な範囲を歩いたのだなあと思いました。先ほどまで登っていた山、いとおしく思えてきます。

まとめ

・初めての北沢経由での登山でしたが、天候にも恵まれ最高のものとなりました。

・特に赤岩の頭付近と、大ダルミ、景色も素晴らしく最高でした。

・横岳核心部、思ったほどではありませんでしたがやはり行ってみてよかったです。

・八ヶ岳は、北アなどと比べたら全然難易度の低い山といわれていますが、なんとも表現できない魅力にあふれていると思います。特に登山初心者にはもってこいです。

・せっかく近くに良い山があるのですから、時間をかけて全制覇しようと思っています。

次の予定は、

①阿弥陀岳御小屋尾根コース(9/20実施済み 最高でした!後ほど報告します)

②編笠山~権現岳

③阿弥陀岳南陵

④権現岳~赤岳キレットコース

冬山はやりませんので、今年中に全部は無理かもしれませんが挑戦したいと思います。

八ヶ岳、噛めば噛むほど味わいのある素晴らしい山です。

登山未体験の方は是非八ヶ岳にお越し下さい!

以上、9/14八ヶ岳登山行、報告終わります。