皆さま、お疲れ様です。

本日は8月15日、お盆でもあり、終戦記念日・・・

お盆休みでごゆっくりお過ごしの方もいらっしゃれば、お仕事などでお忙しい方もいらっしゃることと存じます。

戦後72年が経過しました。

1945年の今日はどんな日であったか、思いをはせずにはいられません。

面白いサイトを見つけました。

ご興味のある方はご覧ください。

【戦後70年】玉音放送へ未明の攻防 1945年8月15日はこんな日だった

我が故郷沖縄では、とっくに戦闘は終わっており(6月23日 慰霊の日)、私の父は1945年8月10日に生まれました。

私の祖父は、海軍に奉職しており、海軍兵曹長として、インドネシアのセレベス島に駐屯しており、この島の日本海軍の統治は非常に成功した例として伝えられており、祖父はそのことを大変誇りにしていたようです。

※メナド  海軍空挺作戦

戦後、昭和50年代はじめのことだと思いますが、セレベス島からフクザト(福里)兵曹長に会いたいと村の有力者が今ではすっかり左翼記事しか書かない沖縄タイムスを頼りに訪沖され、30数年ぶりに再会を果たしたことが記事となっていました。

沖縄県出身である私の祖父は、旧海軍軍人で准士官、日本軍を恨むどころかそのことを大変誇りにしていました。

私の父は、那覇商業高校を卒業後、USAF(アメリカ空軍)の軍属として勤務しており、そこで英語を覚え、これまたそのことを大変誇りにしていました。

そんな私が、いわゆる反戦・反自衛隊傾向の強い沖縄県民にあって、自衛隊大好きになるのはいわば自然の流れだったのかもしれません。

(もともと大好きだったのは日本海軍の末裔たる海上自衛隊だったのですが、入隊したのはなぜか当時あまり好きではなかった陸上自衛隊でした・・・)

もっとも、今ではどこか貴族臭のする海軍さんよりも、土の匂いのする陸軍さんのほうに親近感が沸きます。(陸軍は名もない庶民の集まりです、庶民万歳!)

話は変わりますが、近頃、非常に面白い映画を見ました。

「この世界の片隅に」 

Yahooプレミアム会員ですので、無料で見ることができました。

戦時中の日常生活、誇張を排して、史実に基づき表現されているところ、またその時人々が感じた心の動きなどがそのままの形で伝わってくるような気がしまして、とても素敵な作品でした。

もしまだご覧になってらっしゃらい方はこの機会にぜひご視聴ください。確か8月いっぱいは無料でみられるはずです。

8月15日と言えば靖国神社。ご遺族はもちろん政治家の方々・右翼団体、はたまた近年では多くのコスプレーヤーが参拝されるようです。

靖国神社

政治家が靖国神社に参拝することの是非、その点について私が論評をするつもりはありません。各個の信念に基づき参拝されたらそれでよいこと。

ただ、その時の国際情勢などを鑑み、真に国益にかなうこと、その点を勘案して実施されたらよいことと存じます。

(本年度は全閣僚が見おくるそうです・・・)

ただ、それより一点気になるのが、靖国神社でコスプレをされる集団のことです。

終戦記念日、靖国神社に軍服姿の人達 

NEVERまとめより

上の動画のような方々は結構なのですが、なかにはヨレヨレの野戦服でこられる人もいるだとか・・・

少なくとも慰霊の場であるので、略装でくるのはいかがなものかと・・・

陸軍にせよ、海軍にせよ、第一種軍装でくるのが適切ではなかろうかと、そんな風に思うのでありました・・・

それもプレスをきっちり効かせた服で・・・

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ここまでとは言いませんが・・・

そうでなければ軍装、ましては防暑衣などの略装でくるのはいささか失礼ではないかと、そんな風に思うのでありました・・・

近頃の靖国8.15は、コミケ4日目などと噂されるようです。

真に慰霊をするのであれば、それにふさわしいびっちり糊のきいた第一種軍装でいらしてはいかがかと思うのでした・・・

本日は、北朝鮮によるグアム島攻撃のXデイとのことでした。今のところ、何も起こりそうにありません。

先の大戦の惨禍を経て21世紀となった今日まで戦争がなくなっていないこと、なんとも嘆かわしいことです・・・

「戦争は人の心の中におこるもの、だから戦争を起こさないようにするには、その心の中から変えていかなければならない」

そのようなご金言、どこかで耳にしました。

戦後72周年、全世界での恒久の平和を念願せずにはいられません。

21世紀の戦争は、軍部が起こすものではありません。

実戦体験のある米軍幹部、パウエル元国務長官(元統参議長)や、現在の国防長官マティス元海兵隊大将など、軍高官のほとんどは穏健派というか非戦派であるといいます。

自衛隊の高級幹部も戦争を念願している人は一人もいないと思います。かえって軍事の現実を知っているので非戦派がほとんどだと思います。ただ軍人なので、平素から怠りなくこれに備え、ひとたび断があれば勇猛果敢に対処する、これが近時の文民統制のとれた先進国での軍人の実態なのではないでしょうか?

それよりも戦争の実態を知らない政治家や右翼、ネット市民などが本職の軍人よりもはるかに勇ましくより好戦的ではないかと心配されます。

ともあれ、本日は終戦記念日、先の大戦の惨禍に思いをはせ、お亡くなりになった英霊に鎮魂の気持ちをささげたいと思います。

以下、戦争に関する興味深いサイトですが、ご興味ある方はご覧いただけたらと存じます。

あまり重々しいのは取り上げていません。

靖国神社「遊就館」の展示に見る日本人の戦争不適格性

~不謹慎ですが、私も同じような感想を持ちました

★ 旧ソ連抑留画集 ★ ~ 長野県はシベリアに抑留された方がたくさんいたと聞いて言います。見るとなぜか心温まります

海軍にのみ存在した特務士官を考える ~とても面白いです。

軍装界のボリシェビキ鳥肌実 ~抱腹絶倒です!

何はともあれ、お盆休みが終われば本年度も後半戦。年の瀬には、本年は良い一年と言えますよう共々頑張ってまいりましょう!

下半期もよろしくお願いいたします!

    敷島の大和心を人問はば、朝日に匂ふ山桜花  本居宣長

しきしまの やまとごころをひととはば あさひににほふやまさくらばな

 この歌は何かと右寄りの歌であるとも言われているのですが、ここでは純粋にわが国の美しい風土をこれからも守っていきたいとそんな風に思うのでした・・・

以上、とりとめもありませんが報告を終わります。