キャバクラ嬢のさしすせそ!
ご存知ですか?
キャバクラ嬢は、接客を通じてお客様を楽しい気分にさせるのがお仕事です。
なので自分の話は控えつつ(話すにしても小出しがよい)、お客さんにたくさん話していただきよい気分になってもらわないといけません。よい営業成績をあげるためには、おのずと「傾聴のスキル」を磨くことが必要となります。
「キャバクラ嬢のさしすせそ」とは、
さ=さすが~!
し=知らなかった!
す=すごーい!
せ=センスある~
そ=そうなんだ~
これを女性から甘ったるい声で言われたら、たいていの男は「そっ、そうかな?(^-^)」と相好を崩すことでしょう。
もし、現在落としたい人がいるかたは参考にしてみてください。
このテクニック、キャバクラ以外の様々な場面で活用できると思います。
「キャバクラ嬢のさしすせそ」にとどまらず、「傾聴のスキル」として、普及・啓蒙してもよいかもしれません。
特に部下を持つ上司の方、部下との面談の際に活用してはいかがでしょうか?
部下から話を聞く態度はいかがですが?
・「結論から言え」とかいってませんか?
・忙しいので「話しかけるな」オーラ出してませんか?
・部下の属性(年齢・性別・キャリア・学歴・他の人からの評判)から、負のバイアスかかった状態で見ていませんか?
傾聴のスキルは一般に、
1.あいづち・うなずき
2.オウム返し
3.沈黙
4.まとめる
5.共感する
から成り立っていると言われていますが、このうち、「共感する」が一番重要と思われます。この「さしすせそ」は共感していることを表すスキルといえます。
人は否定されたら、それ以上は話したくなくなるもの
これとは逆に「ネガティブ人間のだちつでど」というのがあります。
だ=だって~orだから?
ち=ちがうと思う
つ=つまらない
で=でも~
ど=どうせ
このワードを多用すると、人生から「人」も「運気」も逃げていってしまいます。自戒を込めて極力このような後ろ向きなワードは使わないようにしたいものです。
管理職の方が、面談時に使える「傾聴のスキルさしすせそ」として、ちとアレンジしてみました!
さ=さすがだぞ!やれると思ってた!
し=知ってるよ、君がいつもがんばっていることを
す=素晴らしい!良い出来だ!
せ=センスあるじゃないか!
そ=そのとおりだ!
と、うそっぽくてもよいので試しにやってみると、部下は心を開いてくれるかもしれません。
その上で、もし出来栄えなどに注文がある場合には、「素晴らしい!良い出来だ!・・・ただ、この点を、こんな風に改善してくれるともっとよくなると思うけどどうかな?」とやれば、部下は「この人、自分のこと、理解してくれている!」となるかもしれません。
「キャバクラ嬢のさしすせそ」、ここぞ!という場面で、活用してみてはいかがでしょうか?
おわり
※ 書籍のご紹介
「インドでキャバクラ始めました(笑)」沼津マリーさん
Webコミック マリーさんのプロ根性、素晴らしいです!
とても面白かったのでぜひご一読ください。